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2006年01月25日

環境学習

(有)エネルギー総合研究所
   大庭みゆきの環境学習

 気化熱を利用した天然クーラー
 冷蔵庫のなかった昔、人々は水の気化熱を利用して冷やしていました。
 素焼きの壷に水を入れておくと、壷の表面から染み出した水が蒸発するときに気化熱を奪い、壷を冷やすと同時に壷の中の水も冷やすという仕組みです。素焼きのワインクーラー等はこの原理を利用したものです。気化熱とは液体が気体に変化するとき(液体が蒸発するとき)に必要な熱量のことですが、水は他の物質に比べて気化熱が大きく、蒸発するとき周囲から多くの熱を奪います。1気圧で100℃の時の水の気化熱は2250 kJ/g、20℃では2450 kJ/gにも達します。2450kJの熱は20℃、10kgの水を約78℃まで温めるエネルギーとほぼ同じほど大きなものです。
  (水の比熱 4.2J/g・K) 

投稿者 Hashimoto : 09:24