光触媒酸化チタンの世界 の最近のブログ記事

光触媒の用途開発で、身近な商材に!

部屋の中のたばこなどのニオイを消す機能がある来年のカレンダー「vitaRossa(ヴィータ・ロッサ)カレンダーハーブ」を、味の素コミュニケーションズが22日から発売する。(アサヒ・コム編集部)

 消臭機能の秘密は「紙」にある。使われているのは、光触媒マットコート紙。紙の表面に定着させた二酸化チタンが、太陽や蛍光灯などの光によってニオイの元となる有機物質を分解し、無臭・無害化する仕組みだ。製紙会社の実験では、光触媒マットコート紙は市販の消臭剤と比べ、6畳間でアンモニアをほぼ半分の時間で分解できたという。

 カレンダーは、A4サイズ13枚つづりの壁掛け型。ひと月ごとにローズマリーやセージなどのハーブの写真と、その特徴が書かれている。消臭効果を高めるために、白い部分が多いデザインになっている。消費税・送料込みで1000円。はがき、ファクス、インターネットのみで購入申し込みを受け付ける。

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光触媒業界動向:このような用途開発もあります。
<「光触媒酸化チタン」を紙の表面に定着させ、さらに印刷適性も持たせた「光触媒印刷用塗工紙」を開発>
この技術はさまざまな塗工紙に応用できるので、印刷方法に適した用紙を生産できる。ポスターやカレンダー、雑誌、新聞など、部屋の中にある紙を光触媒紙に替えることで、それだけで光があたると臭気成分を分解し、空気を浄化することが出来る。第1弾商品として、消臭・空気浄化・抗菌効果を外箱に付加した新機能のティッシュー「美空園」を発売。ボックスに光触媒コーティングが施されているのがポイント。太陽や蛍光灯などの光を利用して、臭いやホルムアルデヒドなどの分解効果がある。赤ちゃんのいる部屋や車、ペットがいるリビングなどの衛生性、清潔性が求められる場所での使用に適す。

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光触媒業界動向
JR東海は、光触媒技術を応用した汚れにくい新幹線の車体や窓ガラスの開発に着手した。実用化できれば、ほぼ毎日行っている清掃作業を、一週間おきなどに減らすことができる。

 光触媒は二酸化チタンに代表される粒子状の物質。紫外線を当てると強力な酸化力が発生し、有機物や細菌を分解する。

 JR東海は、窓ガラスの表面に光触媒を塗り、汚れが付きにくくする技術を開発済み。現在は新幹線車両など、より強度が求められる場所に使うことができるかどうか検証している。

 車体への応用の研究は始めたばかり。塗料に光触媒を混ぜる手法を検討しており、実現すれば清掃で使う洗剤や水の量を大幅に抑えることができるという。

 JR東海は二〇〇三年に日本化学会会長の藤嶋昭東京大特別栄誉教授を顧問に招き、愛知県小牧市の施設で研究を始めた。

 研究の成果で、〇七年二月に光触媒を低価格で塗ることができる工法を開発。この工法をフィルターに応用し、七月に営業を開始した新型新幹線「N700系」の喫煙ルームの脱臭装置に設置した。新開発のフィルターは、紫外線を当てることでたばこのにおいややにを分解。交換の必要がなくなった。

 同社技術開発部は「車体や窓ガラスに応用できれば清掃のコストダウンにつながり、環境にも大きく貢献できる」と期待している。

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業界動向:このような用途開発もあります。
アスクは、消臭/殺菌効果があるとする“光触媒ファン”を搭載する8センチ角ファン「フィリップ光触媒ファン」を発売する.

DT1208HNAPUV アスクはこのほど、“光触媒ファン”を搭載するF&P製8センチ角ファン「フィリップ光触媒ファン(DT1208HNAPUV)」の出荷を開始した。価格はオープン、予想実売価格は3980円(税込み)。

内周部に光触媒反応用の紫外線LEDを内蔵している DT1208HNAPUVは、ファンのブレード部表面に光触媒を施した8センチ角ファンで、ファン内蔵の紫外線LEDを照射することで光触媒反応を起こして有機化合物やウイルスなどを除去、消臭/殺菌効果が得られるのが特徴としている。

 ベアリング部はNDBベアリングを採用、フィンを取り外して水洗いをすることが可能。回転数は2500rpm、風量は34.6CFM、騒音レベルは25デシベルとなっている

TOTO、超音波照射した光触媒に抗がん効果確認
 TOTOは14日、超音波を照射した光触媒に抗がん効果があることを確認したと発表した。横浜市立大学の窪田吉信教授との共同研究。光触媒投与と超音波照射を組み合わせた新たながん治療の実用化につなげたい考え。

 ヒトのがん細胞を含んだ溶液に光触媒粒子を添加して超音波を照射すると、光触媒粒子がない場合に比べ、がん細胞の生存率が約10分の1に低下することを確認した。

 光触媒溶液をマウスの体内に投与すると、光触媒粒子ががん細胞周辺に集積することも確かめられた。今後、がん細胞の種類による抗がん効果の違いなどの研究を進め、2011年の臨床試験の実施を目指す。

ガラス壁使い室内涼しく、YKKAPなど実験成功
 YKKAP、日本板硝子などは共同で、ガラス製の取り外し可能な壁(カーテンウオール)を使い、気化熱の原理で室内の温度を下げる実証実験に成功した。壁の表面には光触媒が塗ってある。ここに水を垂らすと水の膜が一面に広がり、蒸発時に熱を奪って周囲の気温を下げる。真夏時で冷房にかかるエネルギーを約20%削減できるという。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構のプロジェクトによる研究成果。横浜市水道局、積水化学工業も参加した。同機構が29日、発表した。

 代表的な光触媒の酸化チタンでコーティングした、広さ約130平方メートルのガラス製カーテンウオールを使って実験。水の膜で覆われたガラス表面の温度が10度程度下がり、室内への熱の流入が抑制されて室温が約2度低下することを確認した。

光触媒冷却システムによる打ち水効果を実物件で実証(世界初)

 NEDO技術開発機構では日本オリジナルの光触媒技術の実用化開発に取り組んでいます。
この度、横浜市水道局菊名ウォータープラザ内ショールームにおいて実物件では初となる光触媒コーティングガラスからなる約130m2のカーテンウォールと散水システムを組み合わせた実証実験を実施しました。その結果、ガラス表面に薄く広がった水が蒸発する際の蒸発潜熱(気化熱)により室内温度が約2低下し、冷房空調負荷を約20%低減可能であることを確認しました。また同時にガラス表面温度も約10低下されることから、ガラスの輻射熱を低減し大気温度の上昇を抑えるヒートアイランド対策としても期待されます。

事業の背景・概要
 酸化チタン(TiO2)光触媒(1)は、太陽光が当たると表面に強い酸化作用が発生し、汚れや有害化合物、細菌などを分解する働きがあります。また、表面が非常に水に馴染みやすくなり、表面に落とした水が一面に薄く広がる性質(超親水性)があります。
 NEDO技術開発機構では、「光触媒利用高機能住宅用部材プロジェクト(平成15〜17年)」において光触媒の超親水性を利用した放熱部材と効率的な散水システムを組み合わせた新しい冷却システムの開発を行いました。光触媒をコーティングした壁材、屋根材、窓ガラス等の外装材に効率的に散水を行うことにより、建物全体を薄い水膜で覆いこの水膜が蒸発するときの蒸発潜熱(2)により外装材温度及び室温を低下させ、夏場の冷房空調負荷を低減可能な冷却システムを確立しました。
 今回横浜市水道局菊名ウォータープラザ内ショールームにおいて実物件では初めてとなる実証実験を実施しました。光触媒コーティングガラスからなる約130m2のカーテンウォール(3)に散水を行い、ガラス面積に対して80%以上の水膜被覆率を達成(別紙図1参照【PDF:335KB】)し、この水膜の蒸発潜熱によりガラス表面温度が約10低下し、これに伴い室内への熱の流入が抑制され室温が約2低下することが確認されました。最終的に冷房空調負荷は約20%低減され、実物件においても従来からのラボレベルでの実験結果と同等の効果が得られることを確認しました。
 光触媒冷却システムは、自然エネルギーである太陽光を利用し、また雨水循環による散水を行えば新たなエネルギーを必要としない地球環境に優しい技術であり、省エネルギーとヒートアイランド対策を併せ持つユニークな冷却システムです。


これまで得られた成果
 前記「光触媒利用高機能住宅用部材プロジェクト」においてモデルビル(東京理科大キャンパス内)、モデル住宅(東大キャンパス内)、休憩所(愛知万博)における実証実験を実施し、いずれの実験においても1〜3の室温低下および10〜30%の冷房空調負荷低減効果が確認されました。今回初の実物件での実証実験においてもこれまでの実験結果を再現する結果が得られており、本冷却システムが大面積の実物件においても有効であることが実証されました。


今後の展開、期待される効果
 本冷却システムは、前記のように省エネルギーのみならずヒートアイランド対策としても有望であり、街区レベルまで展開するとさらにその効果が期待できます。街区レベルに適用した際の効果のシミュレーションを行ったところ放熱部材を用いた壁面散水により、散水無しの場合に比べその近傍の屋外生活空間における熱放射環境が改善され、特に日影の空間においてはこの効果が顕著に現れました。結果として平均放射温度(MRT)は最大で約6低下する効果が期待できます

トステムは8月8日、光触媒を使わずにガラスの表面にかかった水で汚れを落とす新技術「アクアコート」を実用化したと発表した。雨でぬれる窓ガラスなどに利用して、掃除の手間を減らすことを狙う。

アクアコートは、ガラスの表面にシリコン系の薬剤を塗布することで親水性を持たせて、かかった水を薄い膜のように広げる技術だ。この水の膜で汚れを洗い流す。耐用年数は10年程度だ。

酸化チタンを塗布することで得られる光触媒の親水性に似ているが、アクアコートは光触媒と違って紫外線を必要としない。例えば、夜間の雨でも日中と同様に汚れを落とせる。ただし、光触媒のように汚れを化学的に分解することはできない.

ところが、当社の新型光触媒は、暗所と光下で、親水性効果と暗所での汚れ分解を併せ持っています。

トンネルでの汚れ分解をご参照!

2006年9月施工して、現在でも機能が継続しています。(トンネル内部の汚れ分解)

高橋石材(香川県高松市牟礼町)は、香川県産業技術センター(香川県高松市郷東町)と共同で石材専用光触媒コーティング剤を開発、「頑固(がんこ)チタン」として販売を開始した。石材表面が汚れるのを防ぐとともに、つやの劣化防止などに効果が高い。

 頑固チタンは、ナノメートル(ナノは10億分の1)サイズの二酸化チタンが主成分。紫外線を吸収することで有機物を分解するという二酸化チタンの特性を利用した。

 昨年4月ごろから共同開発に着手。当初はスプレー方式で開発していたが、限界があったことから、ガラスふきのような塗り込み方式に変更。これを採用したため、石材表面の微細な凹凸にコーティング剤が入り、表面の平ら度が増すことから石材本来の光沢を高めることにもつながった。

 同センターの白川寛主任技師によると、これまでの実験結果で頑固チタンに高い光触媒機能があることが判明しているほか、頑固チタンを施した石材製品は長期間にわたり高い光沢度を維持していることも分かった。

 高橋石材の高橋省司専務は「墓石に頑固チタンを塗り込めば、セルフクリーニングしてくれるため、表面がきれいな状態を長く保てる。他の石材製品にも使用できる」とPR。同社では、これをコーティングした墓石を販売して他商品との差別化を図る方針。初年度の売り上げは千万円程度を見込んでいるという。

 頑固チタン本液、前処理液、仕上げ液(各100ミリリットル)とスポンジなどをセットにしたキット商品価格は3万5千円。

エコミィの新型光触媒下地剤・中塗り剤・仕上剤で効果抜群!

経済産業省は、地域資源活用型研究開発事業として、信楽焼の技術を応用し、人体に有害な有機化合物を取り除くセラミックフィルターを開発するプロジェクトを採択した。

 プロジェクトには、空調用フィルター専門メーカー「三喜ゴム」(大阪)、滋賀県立大学工学部、県工業技術総合センターが参加。開発費は一年目約二千九百万円、二年目は二千万円を見込む。県産業支援プラザが、経産省に提案していた。

 計画では、三喜ゴムが開発したフィルターに信楽焼の生産技術を活用。従来のセラミックフィルターに、吸着材や光触媒をコーティング加工し、VOC(揮発性有機化合物)を吸着、分解して除去する。

 VOCは、トルエンやベンゼンが含まれ、光化学オキシダントの原因の一つとされる。大気や河川などに放出されると、公害や健康被害を引き起こす。大気汚染防止法に基づく排出規制もあり、フィルターは今後、需要が期待されるという。

 経産省の事業は、地域資源に新技術を加え、地域の発展と環境保全に貢献する製品の開発につなげるのが狙い。近畿地区で十九件の応募があり、うち六件が採択された。

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